「在宅で経理の仕事ができるって本当?」
「自宅で働く経理の仕事って、具体的に何をするの?」
子育てと仕事を両立したいと考えたとき、在宅ワークは魅力的な働き方の一つですよね。
私は2020年から約6年間、業務委託という形で在宅経理の仕事をしてきました。
在宅経理を始める前には、会社員やパートとして合計約5年間の経理実務経験があり、日商簿記2級も取得していました。
この記事では、私が実際に担当した仕事内容や使用していたツール、仕事を始めるまでの選考についてご紹介します。
在宅経理とは?自宅で経理業務を行う働き方
在宅経理とは、会社に出勤せず、自宅などから経理業務を行う働き方です。
請求書や領収書などのデータをオンラインで確認したり、会計システムに入力したり、チャットやWeb会議で連絡を取りながら仕事を進めたりします。
私の場合は、企業と直接雇用契約を結ぶのではなく、業務委託契約で仕事をしていました。
仕事の内容や納期に合わせて、自宅で作業を進める働き方でした。
ただし、在宅経理といっても、担当する業務や勤務条件は会社や契約によって異なります。
私が実際に担当した在宅経理の7つの業務
約6年間の在宅経理では、さまざまな業務を経験しました。
1.仕訳入力
売上や経費など、会社のお金の動きを会計システムに記録する仕事です。
経理の基本となる業務で、勘定科目や取引内容を正しく判断する知識が求められます。
2.固定資産管理
会社が保有する設備や備品などの固定資産を管理する業務です。
固定資産の登録や減価償却に関する処理など、日常の仕訳入力とは少し違った経理知識が必要になります。
3.入出金管理
取引先からの入金や、会社からの支払いに関する情報を確認・管理する仕事です。
お金の動きに関わるため、正確な確認が大切な業務です。
4.経費精算
従業員が立て替えた交通費や備品購入費などの申請内容を確認し、経費として処理する業務です。
領収書の内容や社内ルールを確認しながら進めます。
5.月次決算補助
会社が毎月の経営状況を把握できるように、月ごとの経理データをまとめるための補助業務です。
通常の入力業務に加えて、数字の整合性や処理漏れなどにも注意が必要になります。
6.原価計算
商品やサービスにどのくらいの費用がかかっているのかを計算する業務です。
会社の事業内容によって計算方法が異なるため、業務への理解も必要になります。
7.チームの進捗管理
在宅経理を続ける中で、チームリーダーとして進捗管理にも携わりました。
経理処理そのものだけでなく、メンバーの作業状況や納期を把握することも仕事の一つになりました。
このように、在宅経理の仕事はデータ入力だけとは限りません。
経験や担当する案件によって、専門的な業務やチーム運営に関わる仕事を任されることもあります。
在宅経理で使用していたツール
在宅で経理業務を行うためには、会計ソフトだけでなく、さまざまなオンラインツールを使用します。
私が実際に使用したツールはこちらです。
会計・ERPシステム
- freee
- 勘定奉行
- SAP
経費精算・請求書関連
- TOKIUM
- バクラク
- invox
表計算・データ管理
- Googleスプレッドシート
連絡・Web会議
- Teams
- Slack
- Google Meet
会社や案件によって使用するツールが異なるため、さまざまなシステムに触れる機会がありました。
もちろん、これから在宅経理を始める方が、すべてのツールを使える必要があるわけではありません。
まずは経理の基本的な知識を身につけ、必要に応じて新しいツールの操作を覚えていくことが大切だと思います。
在宅経理を始める前の経験と資格
私は在宅経理を始める前に、新卒で働いていた頃からパート勤務まで、合計約5年間の経理実務経験がありました。
また、日商簿記2級も取得していました。
そのため、在宅経理の仕事は、まったくの未経験から始めたわけではありません。
これまで身につけた知識や経験を、自宅での仕事にも生かすことができました。
在宅経理の求人には、経験者を対象としたものもあります。
これから仕事を探す方は、募集要項に書かれている実務経験や資格の条件を確認してみてください。
在宅経理の仕事を始めるまでの選考
私が2020年に在宅経理の仕事を探したときは、インターネットで求人を見つけて応募しました。
選考では、次の3つがありました。
- 書類選考
- オンライン面接
- 経理のスキルテスト
在宅で働く仕事でも、経理の知識やスキルを確認する選考がありました。
私の場合は、これまでの実務経験や簿記の知識を生かして応募できました。
ただし、選考方法は募集する会社によって異なります。
6年間の在宅経理で感じたこと
在宅経理を経験して感じたのは、経理の仕事は必ずしもオフィスに出勤しなければできないわけではない、ということです。
オンラインで資料を共有し、チャットやWeb会議でやり取りしながら、多くの業務を進めることができました。
また、仕事を続ける中で少しずつ信頼関係ができ、担当する業務の幅が広がったり、チームリーダーを任されたりするようになりました。
一方で、在宅だからといって仕事が簡単になるわけではありません。
納期を守ること、正確に処理すること、離れた場所で働くメンバーと連携することなど、責任を持って仕事を進める必要があります。
それでも、子育てをしながら自宅で経理の仕事を続けられたことは、私にとって大きな経験になりました。
まとめ|経理経験を生かして在宅で働くという選択肢
在宅経理の仕事内容は、仕訳入力や経費精算だけでなく、固定資産管理、月次決算補助、原価計算など幅広いものがあります。
私は約5年間の経理実務経験と日商簿記2級を生かして、業務委託の在宅経理を始めました。
その後、約6年間にわたりさまざまな業務を経験しました。
経理の経験があって、子育てや家庭の事情から通勤が難しいと感じている方にとって、在宅経理は検討してみる価値のある働き方だと思います。
私が子育てをしながら在宅ワークを続けてきた経緯や、メリット・デメリットについては、こちらの記事でも紹介しています。
